jcss校正は切れ目のない比較の連鎖を実現

正確さが求められる測定器は、標準器により校正されていますが、その標準器もまた正確さが重要となるため、測定器を校正する標準器もほかのものによって校正されています。しかしながら、正確さが重要である校正を第三者に信用してもらうには容易なことではありませんが、そんな時に活躍するのがjcss校正です。一般的にjcss標章がついていない校正は、国によって決められている計量標準との計量計測トレーサビリティの証明が必要となりますが、計量計測トレーサビリティの照明を行うためには、多くの書類を用意する必要があります。しかし、国際規格に基づいて審査・認定されているjcss校正は、国際規格の基準を満たしたものに対して校正証明書を発行することが可能です。そのため、jcss校正であれば一般的な校正のように膨大な書類を用意することなく計量計測トレーサビリティの証明も簡単に行うことができます。

校正事業者登録制度とはどういう制度なのか?

計量法に基づいた計量法トレーサビリティ制度を表すjcss校正は、校正事業者登録制度と計量標準供給制度の2つからなるもので、平成17年の制度改正によって現在は校正事業者登録制度として運営されています。この校正事業者登録制度とは、校正事業者を対象とする任意の制度で、計量法関係法規等の要求事項に適合しているかなどを登録基準として採用し、登録は現在公表されている長さや質量、密度など24登録区分ごとに実施されています。また、校正事業者登録制度における登録審査は、事業所からの申請に基づいてその事業所の校正方法が適切であるかをはじめ、品質システムによる運営や設備が校正を行う上で適切であるかなどの観点から行われています。そして、審査を無事に通過し登録が認められた事業者は、登録認定の証として特別な標章入りの校正証明書を発行することが可能です。

jcss校正認定業者はインターネットからでも検索可能!

測定器の校正を実施している業者はたくさんありますが、測定器の校正を検討しているのであれば、jcss校正がおすすめです。ひと昔前と比べてjcss校正の認定を受けている業者も増えていますが、校正を行うにあたり、jcss校正の認定を受けている業者というのは、校正方法や品質システム、設備などさまざまな観点から問題ないと認められているので、ほかの業者よりもより安心して利用することができ、近年需要も高まっていますが、jcss校正の認定を受けている業者といっても、校正方法や費用、設備というのはそれぞれ業者ごとに異なります。しかし、jcss認定業者はインターネットからでも簡単に調べることができます。また、インターネットからであれば校正方法や費用面などの比較もしながら業者を探すこともできるので 、どの業者にしようか迷っている場合は、インターネットを活用してみるのもいいでしょう。

産業界への計測技術の普及を目的としてた計測技術セミナーを定期的に開催し、計測器を使用される皆様に計測技術をお伝えしています。 行う私達の主力商品・サービスは電気計器等の検定・検査等行うこと、電気標準等の維持供給、電気計測に関する開発研究です。 検査機器は品質の信頼を保証すること、製品の品質や信頼を得るために様々な検査機器や測定装置が検査に使われています。 jcss校正に関する専門的な情報は日本電気計器検定所